堺市長選 野村元市議 マニフェストを発表

任期満了に伴う大阪・堺市の市長選挙に立候補の意向を表明している元堺市議会議員の野村友昭氏が、18日、マニフェストを発表し、小学校の給食の無償化を継続するなどとしています。

今月21日に告示され、来月(6月)4日に投票が行われる堺市長選挙に無所属で立候補する意向を表明している元堺市議会議員の野村友昭氏は、18日、堺市役所で記者会見し、選挙で掲げるマニフェストを発表しました。
この中では、▼小学校の給食の無償化を継続するほか、▼府内の大学に通う堺市に住む学生を対象に市独自の給付型奨学金を創設するとしています。
また、▼65歳以上の市民が路線バスなどを1回100円で利用することができる制度について、手数料を廃止し、対象を広げるほか、▼市長の報酬を50%削減し、成果に連動した給与制度を導入するなどとしています。
野村氏は、「まずは子育て・教育や住民サービスに力を入れて、若い世代を堺市に呼び込む。若い世代や元気な高齢者に経済を活性化してもらい、さらなる住民サービスの拡充につなげたい」と述べました。
堺市長選挙には、これまでに、大阪維新の会の現職の永藤英機氏が立候補の意向を表明しています。