維新 笹川理大阪府議 “パワハラ疑惑”報道受け 謝罪

大阪維新の会の笹川理 府議会議員は、党所属の女性の大阪市議会議員に対し、パワハラなどを行った疑惑があると報じられたことを受けて、「威圧的な言動で不快な思いをさせた」などと謝罪しました。

18日発売の「週刊文春」は、大阪維新の会の府議団代表を務める笹川理 府議会議員が、8年前、党所属の女性の大阪市議会議員に対し、パワハラなどを行った疑惑があると報じました。
これを受けて笹川議員は、18日午後、記者団の取材に応じ、女性議員に繰り返し、LINEでメッセージを送ったことなどを明らかにしたうえで、「威圧的な言動で不快な思いをさせてしまい申し訳ない。思慮や配慮が足りていなかったと深く反省している」と謝罪しました。
一方、みずからの進退について、笹川議員は、「厳しい声をひとつひとつ心に受け止め、大阪の未来のためにまい進したい」と述べ、党の府議団代表を続ける意向を示しました。

【横山幹事長が厳重注意】
大阪維新の会の横山幹事長は記者団に対し、「威圧感を与えるようなやりとりをしており、あってはならないことだ。こうした形で有権者の皆さんの信頼を損ねることになってしまい、党の幹事長として本当に申し訳なく思う」と述べ、笹川議員を口頭での厳重注意処分にしたことを明らかにしました。