G7広島サミット控え 南海電鉄 関西空港駅のごみ箱など封鎖

G7広島サミットの開幕を19日に控え、南海電鉄は、関西空港駅のごみ箱やコインロッカーを使用できないようにしたほか、駅員による巡回を増やすなどして警備を強化しています。

南海電鉄は、G7広島サミットにあわせて、テロ対策を強化していて、世界中から人が訪れる関西空港駅では、今月18日から21日までの4日間、ごみ箱とコインロッカーが使えなくなります。
爆発物などが仕掛けられるのを防ぐのが目的で、▼3か所あるごみ箱の投入口がふさがれたほか、▼コインロッカーが置かれたスペースの入り口の扉も施錠されました。
それぞれ、日本語と英語や中国語などあわせて4か国語で利用できないことが掲示されています。
南海電鉄によりますと、18日午前10時の時点で、ごみ箱やロッカーを封鎖したことによる影響は出ていないということです。
また、駅員による巡回の回数もふだんは1日8回のところを、20回以上に増やす予定だということです。
期間中は改札の中で警察官も警戒に当たるということです。
南海電鉄は「G7に向けて警戒態勢を強化しており、ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします」としています。