関空国際線 大型連休の利用者 5割に回復

大型連休の期間中に関西空港の国際線を使用した人は38万人あまりとなり、1日あたりの利用者数は感染拡大前の50%まで回復しました。

大阪出入国在留管理局関西空港支局によりますと、4月28日から5月7日までの10日間に関西空港の国際線を利用した人は、▽出発が20万3990人、▽到着が18万2230人で、あわせて38万6220人となりました。
1日あたりの利用者は3万8600人となり、感染拡大前の4年前に比べて50%まで回復したことになります。
出発した人たちの行き先を見ますと、▼韓国が最も多く、7万5000人と全体の37%を占め、次いで▼台湾が2万8900人で、14%となっています。
▼感染拡大前に最も多かった中国本土へ向かった人は2万2700人と全体の11%でした。
1日あたりの利用者数は、感染拡大前の21%となっています。
空港を運営する関西エアポートは「順調に回復が進んでいる。特に中国路線がいつ本格的にコロナ前の旅行需要に戻るのか、回復のスピードを注視したい」としています。