「大阪自民党刷新本部」が初会合

先の統一地方選挙で大阪を中心に維新の会に厳しい戦いを強いられた自民党は、大阪府連の立て直しに向けた新たな組織の初会合を開きました。
今後、府連の事務局の体制強化や、次の衆議院選挙に向けて、候補者の差し替えなどが検討される見通しです。

自民党は11日夕方、大阪府連の立て直しに向けた新たな組織、「大阪自民党刷新本部」の初会合を東京の党本部で開きました。
そして、本部長には茂木幹事長が就任することなどを決めました。
茂木氏は、「大阪府連の支援策となる『大阪刷新プロジェクト』を策定し、党勢拡大に向けた取り組みを進めていきたい。次の衆議院選挙や2年後の参議院選挙、4年後の統一地方選挙をにらんだ数年単位のスパンでの取り組みが必要になる」と述べました。
「刷新本部」では、今後、府連の事務局の体制強化や次の衆議院選挙に向けて、候補者の差し替えなどを検討する見通しで、近く茂木氏と森山選挙対策委員長が大阪を訪れ、府連側と意見交換することにしています。

【大阪府連会長“しっかり立て直す”】
自民党大阪府連の会長を務める宗清皇一 衆議院議員は、記者団に対し「強いバックアップがなければ戦うことができない。党本部といままで以上に連携を強化していく。府連を抜本的に支える組織が立ち上がったことは、大変ありがたく、しっかり立て直していきたい」と述べました。