事故防止へ 園児が交通ルールを学ぶ 大阪 貝塚

子どもの事故を防ごうと、幼稚園児に交通ルールを学んでもらう催しが10日、大阪で開かれました。

この催しは、大阪・貝塚市の自動車教習所で開かれたもので、地元の幼稚園に通う4歳と5歳の子ども17人が参加しました。
はじめに、警察官が信号や道路標識のイラストが描かれたカードを使って、▼道路を渡るときは横断歩道を歩くことや、▼渡る際には安全を確認することなどを説明しました。
このあと、子どもたちが教習所のコースに設けられた横断歩道を渡ってみると、教えてもらったとおり、左右や後ろの安全を確認したり、手を挙げたりしていました。
警察によりますと、去年(令和4年)、府内で起きた歩行中の子どもの事故のうち、およそ4割が子どもの飛び出しが原因だったということです。
警察は、車の運転手に対して、通学路や住宅街では子どもの飛び出しを予測して運転するよう呼びかけています。
貝塚警察署の西井一志 交通課長は「事故に遭わないために交通ルールを守ってもらい、ドライバーも安全運転に努めてほしい」と話していました。