大阪維新の会 大阪市議会の議員定数10前後削減 提案へ

大阪維新の会は、大阪市議会の議員定数を現在の81から10前後減らしたいとして、来月(5月)から始まる定例市議会に必要な条例改正案を提出する方針を固めました。

大阪維新の会は、「身を切る改革をさらに進めたい」などとして、大阪市議会の議員定数の削減を公約に掲げてこの春の統一地方選挙に臨み、市議会では初めて過半数の議席を獲得しました。
これを受けて、大阪維新の会の大阪市議団は、現在81となっている議員定数を10前後、削減して、70前後とするための条例改正案を、来月18日に開会する定例市議会に提出する方針を固めました。
定数が6から3の選挙区を対象に議席を減らし、いわゆる「1票の格差」をより小さくする方向で、具体的な案を検討しているということです。
維新の会は、党内で詰めの議論を進めるとともに、ほかの会派からも賛同が得られるよう働きかけることにしています。