「京都タワー」再整備の計画 タワー形状は変更せず
「京阪ホールディングス」は、JR京都駅前にある「京都タワー」を再整備する計画を明らかにしました。
タワーの形状は変更せず、ホテルや商業施設が入る建物については建て替えも含めて検討するとしていて、京都の玄関口としての魅力を高めていきたい考えです。
「京阪ホールディングス」の子会社が運営する「京都タワー」は、1964年に開業した高さ131メートルの建造物で、展望室からは市街地を見渡せることから、多くの観光客が訪れています。
会社では、このほど「京都タワー」を再整備する計画を明らかにしました。
詳しい計画は2030年度までに決めることにしていますが、現時点ではタワーの形状は変更せず、ホテルや商業施設が入る地下3階から地上9階の建物については建て替えも含めて検討するとしています。
会社としては、京都の玄関口であるJR京都駅前の好立地を生かして、観光施設としての魅力を高め集客を図りたい考えです。
京阪ホールディングスは、このほかにも、三条駅前に東山観光の拠点となる複合施設を再来年度・2025年度までに着工することにしていて、こうした施設の再整備を通じて、国内外からの観光需要をいっそう取り込みたい考えです。