大阪メトロ御堂筋線心斎橋駅 リニューアル工事が完了

大阪メトロが進めてきた御堂筋線の心斎橋駅のリニューアル工事が完了し、13日未明、報道陣向けの内覧会が行われました。

心斎橋駅は1933年に開業し、ことしで90周年を迎えますが、会社では、老朽化した壁や天井の落下などを防ぐ工事とあわせて駅自体を楽しんでもらう空間にしようと、デザインも含めた大規模なリニューアル工事を進めてきました。
終電後の13日午前1時から行われた報道陣向けの内覧会では、大阪メトロの幹部らが照明の点灯式を行い、完成を祝いました。
リニューアル後の駅は、開業時の駅のデザインを残し、天井が丸みを帯びたアーチ型になっているほか、照明をLEDに変えたことで、これまでよりも明るくなる工夫をしています。
大阪メトロの河井英明社長は「通勤や通学で利用するお客さまはもちろん、2年後に迫った万博で訪れる外国人客などにも明るく、新しくなった駅を楽しんでもらいたい」と話していました。
大阪メトロでは、心斎橋駅以外でも、御堂筋線と中央線の主要な駅でリニューアル工事を進めていて、今後、順次、完了していく予定です。