枚方 中学校でのいじめ 市教委が認定 “学校の対応不適切”

大阪・枚方市の中学校に通っていた女子生徒がいじめを受けたと訴えていた問題で、市の教育委員会はいじめがあったと認定し、学校の対応が適切でなかったとする報告書を公表しました。

この問題は、3年前に枚方市の中学校に通っていた当時1年生の女子生徒が、部活動で仲間はずれにされるなどのいじめを受けたと訴えたもので、枚方市教育委員会はおととしから調査を行ってきました。
20日公表された調査の報告書によりますと、教育委員会は、▼女子生徒が日常的に無視されたり、▼ミーティングで責められるなどのいじめがあったと認定しました。
その上で、学校の問題点として、生徒が不安を訴えてきた時点で問題を軽視せず組織的に対応する必要があったが、適切に対応できていなかったと指摘しています。
さらに、教育委員会も必要な措置を講じるよう学校に指示すべきだったとしました。
枚方市教育委員会は「被害生徒や保護者につらい思いをさせることになってしまい、申し訳ありませんでした。改めていじめについての研修を実施するなど再発防止策を徹底したい」としています。

【女子生徒側の弁護士は】
報告書にあわせて女子生徒の代理人弁護士が所見を公表しました。
それによりますと、今回の調査が専門家などの第三者ではなく教育委員会によって行われ、報告書には「大事な事実の認定が記載されていない」としています。
女子生徒側は法律に基づく再調査を市長に求めるとしています。