大阪府 エムポックス(サル痘)に2人感染発表 関西で初確認

大阪府は府内の医療機関を受診した50代と30代の男性あわせて2人が「エムポックス」、これまでのサル痘に感染していることが確認されたと発表しました。
関西で感染が確認されたのは初めてです。

大阪府と厚生労働省によりますと、エムポックス、これまでのサル痘に感染していることが確認されたのは、大阪府に住む50代の男性と徳島県に住む30代の男性のあわせて2人です。
2人は発しんなどの症状があったことから今月(3月)15日と17日にそれぞれ府内の医療機関を受診して検査を受けたところ、感染が確認されたということです。
2人は自宅で療養していて、症状は安定しているということです。
いずれも海外への最近の渡航歴はなく、感染経路はわかっていません。
厚生労働省によりますと、関西で感染が確認されたのは初めてで、国内の感染者の数はこの2人を含め20日までで59人となっています。
大阪府は「発熱や発しんなどの症状がある場合には、マスクをつけるほか、服やガーゼなどで発しんを覆って、保健所や近くの医療機関に相談して受診してほしい」としています。