京都でサクラ開花 過去2番目に早く 気象台発表
京都地方気象台は17日午後、京都市でサクラが開花したと発表しました。
平年より9日早く、統計を取り始めてからは過去2番目に早い開花となりました。
17日午後1時すぎに気象台の担当者が京都市中京区の二条城を訪れ、開花の目安となっているソメイヨシノの状況を確かめました。
そして、6輪の花が咲いているのを確認し、「京都市でサクラが開花した」と発表しました。
去年より7日、平年より9日早くなったほか、1953年に統計を取り始めて以降、おととしの3月16日に次ぐ過去2番目に早い開花となりました。
また、関西の2府4県でもことし最も早い開花となりました。
開花が早まった理由について京都地方気象台の芝岡隆 調査官は、「先月(2月)の末ごろから平年と比べて気温がかなり高い状態が続いたことが原因ではないか」と話していました。
気象台によりますと、目安となっているソメイヨシノの木は、5日から1週間ほどで満開となりそうだということです。