京都拠点に事業拡大を スタートアップ企業などの団体が発足
京都に拠点をおくスタートアップ企業が集まり、アメリカ大使館の支援も受けてシリコンバレーの企業と情報交換するなどして事業を拡大していくための団体を立ち上げました。
新たに発足したのは、京都に拠点を置くスタートアップ企業などでつくる団体、「イノベーターズ・パス」です。
27日は、アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏がたびたび訪れたことなどにちなんで京都市西京区の西芳寺で発足式が行われ、参加企業の経営者に加えてアメリカのエマニュエル駐日大使や投資家など20人余りが集まりました。
今後、アメリカ大使館の支援を受け、▼シリコンバレーの企業と情報交換したり、▼アメリカの投資家を相手にプレゼンテーションを行ったりして、各企業の事業拡大につなげていくということです。
団体の代表でスタートアップ企業を経営しているファリド・ベン・アモールさんは「起業家は資金調達などでは孤独な面もあり、こうしたネットワークをつくることは大きな意義があります」と話していました。
また、アメリカのエマニュエル駐日大使は、「起業家から湧き出るアイデアがどのように花開いていくかとてもわくわくしています」と話していました。