関西電力 4月分の電気料金は値上がり
関西電力のことし4月分の電気料金は、発電所から電気を送る送電網の利用料が引き上げられるため、平均的な家庭で5769円と3月から90円余り値上がりすることになりました。
関西電力によりますと、ことし4月に請求する分の電気料金は、電力小売りの自由化の前から大手電力会社が提供してきた「規制料金」で、使用量が平均的な家庭の場合、5769円となり来月から92円値上がりします。
料金は燃料価格の変動分を反映できる「燃料費調整」の上限に去年3月分から達していますが、今回は発電所から電気を送る送電網の利用料が引き上げられるためだということです。
一方で、今月分の電気料金から政府による負担軽減策が適用されるため、去年4月分の7473円よりは1700円余り低くなっています。
一方、大阪ガスのことし4月分のガス料金は、原料のLNGの輸入価格が下がっていることから、来月分から237円値下がりして6577円となります。
ガス料金の値下げは3か月連続で政府による負担軽減策も適用されていますが、去年4月分の6248円からは300円余り高い水準となっています。