鋭い嗅覚で捜査や捜索に協力 嘱託警察犬の審査会 兵庫 三木

犯罪の捜査や行方不明者の捜索などに協力する警察犬の審査会が9日、兵庫県三木市で行われました。

警察では、一般家庭で飼われている犬を嘱託の警察犬として採用するために毎年、審査会を開いていて、ことしはシェパードやコーギーなどおよそ90頭とその訓練士が参加しました。
逃走した犯人の手がかりを見つけるという審査では、容疑者役の警察官が芝生の上に足跡を残して遺留品に見立てた短いロープを2か所に置きました。
参加した犬は地面の臭いを嗅ぎながら足跡をたどり、ロープを見つけ出すと「伏せ」の格好をしてその場所を訓練士に伝えていました。
審査で正確さや素早さが認められた犬は来年(令和5年)4月から1年間、嘱託の警察犬として出動要請が行われることになります。
警察によりますと、ことし1月から先月(11月)末までに嘱託の警察犬が出動したケースは41件で、行方不明となった高齢者や迷子の捜索にあたったということです。
8歳のコーギー、「こむぎちゃん」と参加した男性は、「丁寧に臭いを嗅ぎながら訓練の成果を発揮してくれました。行方不明者の発見などに役立てるよう訓練を続けます」と話していました。
兵庫県警察本部鑑識課の村岡孝行 課長補佐は「嘱託警察犬の力は捜査で必要不可欠です。鋭い嗅覚を生かして活躍してもらうことを期待しています」と話していました。