京都 八坂神社本殿 国宝指定されたことを祝って舞や能奉納

京都三大祭の一つ、祇園祭の神事が行われる八坂神社の本殿が、国宝に指定されたことを祝って舞や能が奉納されました。

京都市東山区にある八坂神社の本殿は、江戸時代前期に焼失したあと幕府によって再建されました。
両側面と背面にひさしをつけた独特の外観で、おととし(2020年)国宝に指定されました。
これを祝って14日は、京都に伝わる日本舞踊、「京舞井上流」の井上安寿子さんと葉子さんが舞を披露しました。
「柱立て」という演目でおめでたい席で演じられるものだということです。
続いて観世流片山家の能楽師、片山九郎右衛門さんが能を披露しました。
演目は「羽衣」で、天女が喜ぶ様子を優雅に表現し、訪れた人たちが熱心に見入っていました。
八坂神社の本殿の国宝指定を祝う行事は、新型コロナの影響で延期されてきましたが、今月、さまざまな分野の芸能が奉納されています。
「京舞井上流」の井上安寿子さんは「神様の前で舞えたことと、訪れた人に京舞を見てもらったことをうれしく思います」と話していました。