サイバー攻撃受けた病院 入院患者の転院対応も 大阪

「ランサムウエア」と呼ばれる身代金要求型のウイルスによるサイバー攻撃を受けた大阪急性期・総合医療センターでは、3日目の2日も診療のほとんどを停止していて再開のメドは立っていません。
病院では影響が長期化するおそれがあるとして入院患者を転院させる対応を始めています。

大阪・住吉区の大阪急性期・総合医療センターでは、先月31日に「ランサムウエア」とよばれる身代金要求型のウイルスによるサイバー攻撃を受け、電子カルテが閲覧できなくなるなどのシステム障害が発生しました。
病院によりますと電子カルテのデータのバックアップはとっているものの安全性を確認するまでは閲覧できないということです。
病院には1日午前、政府から派遣された情報セキュリティの専門家も到着し、警察とともに対応を協議しているということです。
病院では攻撃から3日目の2日も通常の外来診療や緊急以外の手術、それに救急患者の受け入れなど診療のほとんどを停止しています。
このうち、入院患者の予定されていた手術については紙のカルテを作成して4日から再開することにしていますが、影響が長期化するおそれがあるとして、▼手術のために入院した患者にいったん退院してもらったり、▼別の病院に転院してもらうため救急車で搬送したりという対応を始めているということです。
病院では、「ウイルスの影響が病院のシステムのどこまで及んでいるのか、確認を急いでいるが時間がかかる見通しだ。入院患者が適切な医療が受けられるよう地域の医療機関の協力を得て対応したい」としています。