2030年の万博誘致めざすプサン市長 大阪市に支持呼びかけ
大阪・関西万博の次に開かれる2030年の万博の誘致をめざす韓国・プサン(釜山)の市長が大阪市役所を訪れ、誘致への支持を呼びかけました。
大阪市を訪れたのは、韓国第2の都市、プサンのパク・ヒョンジュン市長です。
大阪市の友好協力都市にもなっているプサンは、2025年の大阪・関西万博の次に開かれる2030年の万博の誘致をめざしています。
パク市長は松井市長との面会で、「大阪とプサンは、万博に向けた取り組みを展開しているという点で同じだと認識している。大阪の状況を参考にしたい」と述べ、万博誘致への支持を呼びかけました。
これに対し松井市長は、「支持に関する意思決定は国がすることになるが、誘致が成功して、2025年は大阪に、2030年はプサンに、双方の多くの市民が行き来することを願っている」と述べ、誘致の成功と市民の交流の深まりに期待する考えを示しました。
2030年の万博をめぐっては、プサンやイタリアのローマなど4つの都市が誘致をめざしていて、来年(令和5年)11月に開催地が決まる見通しです。