お好み焼きなどコナモンを後世に 大阪で「鉄板会議」

全国各地のお好み焼き店の店主たちが集う「鉄板会議」が大阪で開かれました。

「鉄板会議」は、「コナモン」の食文化を100年後にも残していこうと、お好み焼き店の店主などが作る実行委員会が、ことし2月から北海道から九州まで全国12か所で順次開いてきました。
その集大成として「コナモン」の本場、大阪で開かれた4日の会議には、全国各地のお好み焼き店の店主らおよそ100人が参加しました。
4日は、地域ごとのお好み焼きの特色が話し合われ、具材を混ぜる大阪の「まぜ焼き」に対して、具材を重ねる広島の「重ね焼き」などスタイルの違いが紹介されました。
さらに道具も、大阪ではテコやコテと呼ばれるのに対して、広島や東京ではヘラと呼ばれることが多く、道具の名前でその店のルーツが分かるということです。
続いて、後世に語り継ぎたい「コナモン100選」が発表され、大阪からは「豚玉」と「洋食焼」が選ばれました。
「洋食焼」は大正時代から駄菓子屋で売られていた、お好み焼きの原型とされるメニューで、あっさり味で具が少なめ、中にソースが入っているのが特徴です。
会場ではこの「洋食焼」がふるまわれ、「コナモン」のプロたちが「懐かしい味がする」と話しながら、その味を楽しみました。
鉄板会議実行委員会の八木宏一郎さんは、「コロナ禍で集客に悩んで廃業してしまう店が多い中で、街のレシピを100年後も残していきたいです。全国各地にも もっと伝えていきたいし、外国のお客さんにも食べてもらいたいです」と話していました。
「鉄板会議」は来年以降も、お好み焼き以外の「コナモン」をテーマに開催を続けたいとしています。