大阪府議会開会 高齢者インフルワクチン無償化など補正予算案

大阪府の定例府議会が28日から始まり、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されていることから、高齢者などを対象に、今年度のインフルエンザワクチンの接種を無償化するための費用などを盛り込んだ補正予算案が提出されました。

大阪府の定例府議会は、開会日の28日、本会議が開かれ、吉村知事が、一般会計の総額で1224億7500万円余りの今年度の追加の補正予算案などを提出しました。
補正予算案には、今シーズン、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されていることから、65歳以上の高齢者などを対象に、今年度のインフルエンザワクチンの接種を無償化するための費用などとして、30億2700万円余りが盛り込まれています。
また、▼新型コロナの感染拡大に備え、府が窓口を設けているオンライン診療や往診の対象を拡大するための費用などとして、526億9700万円余り、▼コロナ禍で消防団の訓練の機会が減っていることを踏まえ、消火活動などを疑似体験できるVR=バーチャルリアリティーの動画制作費用などとして420万円を計上しています。
吉村知事は、「コロナから府民の命と暮らしを守る思いに揺るぎはなく、冬のインフルエンザとの同時流行も想定しながら、発熱外来の強化をはじめとしたオール医療体制の確立や、ワクチン接種の推進などに万全を期していきたい」と述べました。
大阪府の定例府議会は12月15日までの日程で開かれ、予算案などの審議が行われるほか、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致に関連して、大阪維新の会と自民党が、それぞれギャンブル依存症対策に関する条例案を提出することにしています。