泉南 中学生自殺 第三者委で調査へ 市教委でなく市長が設置

大阪・泉南市で中学1年の男子生徒が自殺したことについて、市が第三者委員会を設置して原因などを調査することになりました。

ことし3月、泉南市で当時中学1年の男子生徒が自殺しているのが見つかり、遺族は、学校でいじめを受けていた疑いがあり、学校側の対応が不十分だったことなどから自殺に至ったと訴えています。
これを受けて、泉南市は第三者委員会を設置して原因などを調査することになり、26日、必要な議案を市議会に提出し、可決されました。
市は、教育委員会や学校が遺族との間で信頼関係を築けなかったとしていて、調査にあたる第三者委員会は、教育委員会ではなく市長によって設置されます。
教育や心理、福祉の専門家など7人程度で構成する予定で、学校関係者への聞き取りなどを通じて、いじめの有無や自殺の経緯のほか、学校や教育委員会の対応などについて調査を進めるということです。
泉南市の山本優真市長は「ご遺族に寄り添いながらも、中立性を大事にした第三者委員会の設置に向けてなるべく早く取り組みたい」としています。
NHKの取材に対して男子生徒の母親は、「教育委員会よりも市長が設ける第三者委員会のほうが信用できる。学校で何が行われて息子が死に至ったか、ちゃんと明らかにしてほしい」と話しています。