京都市の人口減少数 全国の市区町村で最多

京都市の人口が去年1年間で1万1900人あまり減って全国の市区町村の中で最も減少していることがわかりました。
市は、若い世代の定住を促す取り組みなどを進めるとしています。

総務省が行った人口動態調査によりますと、ことし1月時点の京都市の人口は138万8807人で、前の年の同じ月から1万1913人減少しました。
減少数は全国の市区町村の中で最も多く、2年連続になります。
このうち、▼外国人住民の減少数は3043人で全国4位、▼転居などの「社会減少」による減少数は4819人と、東京・江戸川区に次いで全国2位となっています。
京都市内では、新型コロナの感染拡大で海外からの留学生や移住者が減っている一方、相次ぐホテルの建設や景観を守るための市独自の高さ規制などで高層マンションの建設が難しい状況も続いています。
財政難の京都市では、街の活性化や税収確保のため▼高さ規制緩和に向けて検討しているほか、▼若い世代の定住・移住を促すための情報発信を続けています。
京都市総合政策室は、「危機感をもって受け止めている。観光で訪れる街というだけでなく、暮らして働ける街として若い世代を中心に選んでもらえるよう、取り組みを進めていきたい」としています。