大阪・関西万博 中小企業の機運醸成を 41商工会議所初会合
2025年の大阪・関西万博に向けた機運を中小企業の間でも高めていこうと、関西を中心とした各地の商工会議所によるワーキンググループの初会合が15日開かれました。
会合では、開幕まで2年となる来年4月に記念事業を行うことなどを検討していくことになりました。
このワーキンググループは、大阪・関西万博に中小企業も積極的に関わってもらおうと、関西2府4県や福井県の41の商工会議所がメンバーとなって立ち上げられたもので、15日、大阪市内で初めての会合が開かれました。
会合では、万博の実施主体の博覧会協会の担当者が、▼会場内で開く催事に参加する業者の募集を来年度以降、始めることや、▼会場内の店舗などでグッズや土産物を販売する業者を募集することなどを説明しました。
このあと会合では、▼開幕まで2年となる来年4月に記念事業を行うことや、▼会員の中小企業向けに万博関連の情報提供を強化していくことを確認しました。
関西の経済界では、大阪・関西万博をきっかけに地元経済が活性化することへの期待の声が聞かれますが、中小企業が持つ技術などをどのようにアピールしていくかが課題として指摘されています。