京都 石清水八幡宮「石清水祭」 コロナ終息や国の安泰祈る

京都 石清水八幡宮「石清水祭」 コロナ終息や国の安泰祈る

京都の石清水八幡宮で、天皇陛下の使者「勅使」とともに新型コロナウイルスの終息や国の安泰などを祈る「石清水祭」が例年より規模を縮小して行われています。

京都府八幡市の男山の山頂にある石清水八幡宮で、毎年9月15日に行われる「石清水祭」は、1000年以上の歴史があるとされる伝統の神事です。
15日はまず、国宝の本殿で里神楽が奉納されました。
続いて、宮内庁から派遣された黒い装束の天皇陛下の使者「勅使」が、「からびつ」と呼ばれる大きな箱とともに、本殿に入りました。
そして、天皇陛下からの供え物である「御幣物」を「からびつ」から取り出し、田中恆清 宮司に手渡しました。
田中宮司は、祝詞をあげるなどして、新型コロナウイルスの終息や国の安泰などを祈願しました。
「石清水祭」では例年、深夜におよそ500人がたいまつを照らしながら、みこしをかついでふもとへおりる神事などが行われますが、新型コロナの感染防止のため、3年連続で規模を大幅に縮小した実施となりました。
石清水八幡宮の私市靖 権禰宜は、「正規なかたちでできないことは残念ですが、神事の意義は変わらず実施しています。来年こそ本来のかたちでできたらいいです」と話していました。