税関が輸入差し止めた偽ブランド品 上半期で過去3番目の多さ

ことし1月から6月までの半年間に大阪税関が輸入を差し止めた偽のブランド品などの数は、およそ17万9900点にのぼりこの時期としては過去3番目に多くなりました。
中でも、偽の医薬品の差し止めが増えていて、税関が注意を呼びかけています。

大阪税関によりますと、ことし1月から6月までの半年間に知的財産を侵害したとして輸入を差し止めた偽ブランド品などの数はおよそ17万9900点でした。
これは、上半期としては、比較が可能な2005年以降、3番目に多くなっています。
品目別には、医薬品が最も多く、3万7900点にのぼったほか、次いで電気製品が2万3600件あまりでした。
また、有名ブランドを模倣したバッグや衣類のほか、人気アニメのキャラクターをコピーしたおもちゃなども差し止められました。
長引くコロナ禍でネット通販の利用が伸びていることが主な要因と見られます。
さらに、10月には改正関税法が施行され、個人で使用するために海外の事業者から模倣品を輸入した場合にも差し止めの対象になります。
大阪税関の石田晶久業務部長は「通販サイトなどでは通常の価格よりも大幅に安いものや、商品説明が十分でないものは買わないようにしてほしい」と呼びかけています。