自民 旧統一教会に関係の議員名公表 大阪で3人
旧統一教会との関係をめぐり、自民党は、所属する国会議員全体の半数近くにあたる179人が何らかの接点があったことを明らかにしました。
また、一定以上の関係を認めた121人の氏名も公表し、このうち衆議院比例代表・近畿ブロック選出で、大阪に関係する議員では、3人の氏名が公表されました。
自民党は、衆参両院の議長を除く所属する国会議員379人に、旧統一教会側との関係について書面で報告させた結果をとりまとめ、8日夕方、茂木幹事長が記者会見して公表しました。
それによりますと、関連団体も含めた会合に祝電を送ったり、秘書が代理出席したりしたケースを含め、教会側と何らかの接点があったと報告した議員は、全体の半数近くにあたる179人だったとしています。
また、一定以上の関係を認めた121人については、氏名も公表しました。
このうち、衆議院比例代表・近畿ブロック選出で、大阪に関係する議員では、谷川とむ氏、宗清皇一氏、柳本顕氏の3人が関連団体の会合に出席してあいさつを行っていたとしています。
茂木氏は「結果を重く受け止めている。率直に反省をし、今後は旧統一教会とは一切関係を持たないことを党内に徹底していく。被害の防止策、被害救済にも政府と連携し、しっかりと取り組んでいく」と述べました。