「大阪いらっしゃいキャンペーン」9月12日から再開へ
大阪府は、新型コロナの新規感染者数が減少傾向にあるとして、府民や近隣の府県の旅行者を対象に旅行費用の一部を助成する「大阪いらっしゃいキャンペーン」を今月12日から再開すると発表しました。
「大阪いらっしゃいキャンペーン」は、新型コロナの影響で厳しい状況となっている府内の観光事業者を支援しようと、大阪府と大阪市が行うものです。
感染拡大に伴って、ことし7月に停止されましたが、大阪府は、新規感染者数が減少傾向にあるとして、今月12日から、およそ2か月ぶりに再開すると発表しました。
助成の内容は、これまでと同じで、新型コロナワクチンを3回接種していることなどを条件に、大阪府民のほか、近隣の滋賀、京都、兵庫、奈良、それに和歌山に住む人が、府内の宿泊施設に泊まったり、日帰りの周遊ツアーを利用したりした場合に、▼最大で5000円の割り引きが受けられるほか、▼加盟店で使える最大2000円分のクーポン券が付与されます。
また、大阪府民が近隣の府県に旅行に行く場合も、各府県が設けている割り引き制度が利用できるようになるということです。
大阪府の吉村知事は「感染の急拡大期は脱し、減少期に入ってきている。観光業やホテル業で働く人たちにも生活があり、厳しい状況になっている人を支援したい」と話していて、府では、キャンペーンの予約を今月6日から受け付けることにしています。