女性や親子連れも過ごしやすい避難所とは 若者が考える訓練

高校生など若い世代が、女性や親子連れなども過ごしやすい避難所のあり方を考える訓練が、大阪・泉大津市で開かれました。

この訓練は、女性や幼い子ども連れが避難しやすい避難所の環境を考えようと、泉大津市と桃山学院大学の学生が企画したもので、市内の廃園した幼稚園で行われた訓練には地元の高校生と大学生、およそ40人が参加しました。
訓練では、高校生が避難所の運営役という想定で、避難所のトイレが「男女共用のためプライバシーが気になり行きづらい」というトラブルの解決方法を考えました。
高校生たちは、教室内に簡易トイレに見立てたテントを設置して、男女別にどう分けるか議論し、女子生徒からの「女性は男性と比べてトイレに時間がかかる」という意見を受けて、女性用のトイレを多くするなど解決策を話し合っていました。
また、授乳スペースがないという訴えを聞いて、教室にテントを組み立てて授乳室を確保したり、楽な姿勢で授乳できるように備蓄倉庫にあった車いすをテントに置いたりするなど工夫を重ねていました。
参加した高校2年生の女子生徒は、「避難所ではまわりの音やプライバシーが気になるので、トイレは男女別に分けるなど、配慮が重要だと学びました」と話していました。