京都「五山送り火」 3年ぶり通常規模で準備進む

16日夜、3年ぶりに通常の規模で行われる京都のお盆の伝統行事、「五山送り火」を前に、火がともされるそれぞれの山では、準備が進められています。

「五山送り火」は、毎年8月16日の夜、京都盆地を囲む5つの山々に文字や形が炎で描かれる伝統行事です。
おととしと去年は、新型コロナの影響で規模が縮小されましたが、ことしは3年ぶりに通常の規模で行われることになり、それぞれの山では準備が進められています。
このうち「左大文字」と呼ばれる字が描かれる京都市北区の大文字山では、火をともす火床を作る作業が行われました。
保存会のメンバーらおよそ50人は、願い事が書かれた「護摩木」などを53か所あるそれぞれの火床に分け、バランスに気をつけながら高さ1メートルほどに積み上げていました。
左大文字保存会の岡本芳雄 会長は、「伝承しなければならないこともあるので、3年ぶりに全面点火できるのはよかったです。多くの人に期待されているので、保存会のメンバーも張り切って点火してくれると思います」と話していました。
京都の「五山送り火」は、16日午後8時から、5つの山で5分おきに点火されます。