神戸の観光ぶどう園 開園前に地元の子どもたちを招待
ぶどうの収穫シーズンを迎え、神戸市の観光ぶどう園では13日の開園を前に地元の子どもたちが、一足先に秋の味覚を楽しみました。
神戸市西区にある「岩岡観光ぶどう園」では、およそ5000平方メートルの敷地に2種類のぶどうを栽培していて、ぶどう狩りを楽しむことができます。
13日の開園を前に、地元の保育園の子どもたちおよそ30人が招待され、ぶどう狩りを楽しみました。
子どもたちは身長の2倍ほどの高さにあるぶどうを見上げて、保育士に抱えられながら一房、一房、はさみでもいでいました。
そして、みずみずしいぶどうを口いっぱいにほおばり、「おいしい」とか、「持って帰って家族と一緒に食べたい」などと話しながら、一足先に秋の味覚を満喫していました。
ぶどう園によりますと、3年ぶりに行動制限を伴わないお盆の時期を迎え、直売所ではぶどうの売り上げが去年に比べて2倍になっていて、帰省にあわせて購入する人も多いということです。
岩岡観光ぶどう園の、秋田貴史 代表は「去年は行動制限や大雨で観光客が少なかったがことしは期待している。家族で訪れて、たくさん食べてほしい」と話していました。
この観光ぶどう園でのぶどう狩りは、来月(9月)上旬ごろまで楽しめるということです。