兵庫 佐用町 豪雨災害から13年 犠牲者を追悼

兵庫県佐用町で20人が犠牲となった豪雨災害から13年となる9日、遺族などが献花をして犠牲者を悼みました。

平成21年8月9日、兵庫県佐用町で起きた豪雨災害では、避難途中の人などがあふれた川の水に流されるなどして18人が死亡し、2人が行方不明になりました。
この災害から9日で13年となり、久崎地区に設置された慰霊と復興のモニュメントの前に遺族や町役場の職員などおよそ80人が集まり、黙とうをささげました。
このあと、庵逧典章町長が、「尊い命を失った忘れることのできない悲しい日です。全国でも災害が相次いでいて町も引き続き対策を強化していきたい」とあいさつしました。
そして、参列した人たちは、献花台にひとりひとり花をたむけ、静かに手を合わせて犠牲になった人たちを悼んでいました。
また、兵庫県の斎藤知事も訪れ、当時、あふれた川などを視察したあと、「県としても佐用町の水害を教訓に、河川の堆積物を取り除く工事などをさらに進めていきたい」と述べました。
遺族の1人で妹とめいを亡くした村上光生さん(65)は、「13年たってもきのうのように思い出します。町は避難情報を早めに出すなど対応を改善し、防災対策に取り組んでいるが、自分の命は自分で守るという意識が最も大事だ」と話していました。