「なら燈花会」3年ぶりに来場者を入れて始まる 奈良

古都・奈良の夏の夜をろうそくの明かりで彩る「なら燈花会」が5日夜から3年ぶりに来場者を入れて、開催されています。

「なら燈花会」は毎年、この時期に奈良公園やその周辺で開かれる奈良の夏の風物詩です。
初日の5日は、午後6時ごろから火入れ式が行われ、主催するNPO法人の尾形裕明会長が「燈花会の火が未来の明るい明かりとなるように一生懸命、火をともして参ります」とあいさつしました。
「なら燈花会」は例年、およそ2万本のろうそくに火をともし、90万人余りの観光客が訪れてきましたが、新型コロナの影響で、おととしと去年は規模を縮小し、無観客で行われました。
ことしはろうそくの数を1万2000本ほどに減らしたものの、3年ぶりに来場者入れて開催され、訪れた人たちはろうそくの周りを散歩したり、写真を撮ったりして光で彩られた幻想的な光景を堪能していました。
浴衣を着て訪れた20代の女性の2人組は「屋内でどこかに行くよりも外の方が安心できると思って来ました。最高の夏の思い出になりました」と話していました。
「なら燈花会」は雨や強風の日を除いて、今月14日まで午後6時半から午後9時の間、行われます。