大阪府の最低賃金 10月から1023円に

大阪府の最低賃金について、労使の代表などでつくる労働局の審議会が答申を行い、ことし10月から時給1023円と現在より31円引き上げられる見通しとなりました。

最低賃金は、企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で、都道府県ごとに異なり、厚生労働省の審議会は、今月(8月)1日、今年度、全国平均で31円引き上げる目安を示しました。
労使の代表などが参加する大阪労働局の審議会は、この目安をもとに、現在、992円の大阪府の最低賃金について、議論しました。
その結果、全国平均と同じく31円引き上げ、時給1023円とする案を採択し、大阪労働局の木原亜紀生 局長に答申しました。
昨年度は、28円の引き上げでしたが、ことしは消費者物価の上昇が急激に進んでいることもあり、引き上げ額がこれまでで最も高くなりました。
審議会の会長を務める、大阪市立男女共同参画センター中央館の服部良子 研究室長は、答申後の会見で、「引き上げについては労使双方に一定の理解があったが金額で差があった。審議会から、賃上げを可能にする施策などの整備を国に求めることを前提とし、使用者側には応じていただいた」と述べました。