パナソニック 2030年度にむけたCO2削減計画を発表

パナソニックホールディングスは、EV=電気自動車向けの車載電池の生産などを通して2030年度には社会で排出される二酸化炭素のうち、9300万トンの削減に貢献するとした計画を示しました。

パナソニックホールディングスは、脱炭素社会の実現に向けて2030年度までに自社の二酸化炭素の排出量を実質ゼロとする方針を示していて、13日、楠見雄規 CEOが説明会を開き、具体的な計画を説明しました。
この中では、▼二酸化炭素を実質、出さない自社の工場を現在の9か所から段階的に増やし、再来年度・2024年度には37か所にするほか、▼工場資材のリサイクル率を上げるなどして、現在、年間220万トンにのぼる二酸化炭素の排出量の削減を進め、2030年度にはすべての工場で排出ゼロを目指すことにしています。
さらにEV向けの車載電池やLED照明などの普及、そして、水素エネルギーの活用など、自社の技術や製品を通して、2030年度には社会から排出される二酸化炭素のうち、9300万トンの削減に貢献するとしています。
世界の二酸化炭素の総排出量は2019年の時点で、およそ336億トンですが、楠見CEOは、「この取り組みが波紋となって広範囲にお客様やほかの会社に広がり、活動を後押ししてもらうための世界的な共通認識を形成するように取り組んでいく」と述べ、削減に向けた決意を示しました。