京都府教委 中学校 休日部活動の地域移行へ検討会

教員の働き方改革を進めようと、国が休日の中学校の部活動を、教員ではなく地域の人たちに担ってもらう方針を示したことを受けて、京都府教育委員会は、進め方について話し合う検討会を開きました。

国は部活動と教員の働き方を両立させるため、来年度から休日の中学校の部活動を地域のスポーツクラブなどに段階的に移行していく方針です。
これについて6日、京都府教育委員会は検討会を開き、中学校の校長や、保護者、それにスポーツ団体の代表などおよそ30人が出席しました。
この中で、国のモデル事業で先行して取り組む舞鶴市では、7つの中学校と地元のスポーツ協会が連携して指導者の人材バンクを作り、剣道、柔道、陸上の3種目で、地域の人たちが部活を指導していることが報告されました。
費用負担のあり方が課題になっていて、市の担当者は、保護者から一律に集めると、経済的な理由で参加できなくなる生徒も出てくるとして、国の補助金で負担している現状を説明しました。
教育委員会は、今年度中に地域移行を進めるための計画をまとめることにしています。
検討会の委員長を務める立命館大学スポーツ健康科学部の長積仁学部長は、「部活動が教員の熱意によって成り立ってきた結果、過度な負担になっていることは是正すべきだが、子どもたちの育ちを最優先に置いて、あり方を議論していきたい」と話していました。