コロナ禍で外出機会減った高齢者に思い出の場所聞き取り撮影へ

大阪の大学生たちが、コロナ禍で外出する機会が減った高齢者施設の入居者のために、思い出の場所などを撮影して上映することになり、5日、エピソードなどを聞き取りました。

この取り組みは、新型コロナの影響で外出する機会が減った高齢者施設の入居者に活力を取り戻してもらおうと、大阪の桃山学院大学で福祉などを学ぶ学生が企画しました。
大阪・住吉区の特別養護老人ホームには学生2人が訪れ、入居者2人から子どものころに過ごすなどした思い出の場所やエピソードなどを聞き取りました。
学生たちは来月(8月)、入居者の思い出の場所などを撮影し、9月には、動画の上映会を開きたいとしていて、入居者に外で散歩している気分を味わってほしいと考えています。
入居者の1人、磯崎照子さん(90)は「若いころに働いていた和歌山県の白浜を撮影してきてほしい。同僚とのたくさんの思い出がありますが、ずっと帰れていないので動画はとてもうれしい」と話していました。
桃山学院大学社会学部4年の長谷川大陽さんは「入居者に少しでも楽しんでほしいという思いで企画しました。入居者に活力を取り戻してもらうだけでなく、若者が高齢者に関わるきっかけになってほしい」と話していました。