ハウス柿「刀根早生」 奈良県五條市で出荷始まる

全国有数の柿の産地、奈良県五條市で、農業用ハウスで栽培された「刀根早生」という品種の柿の出荷が始まっています。

五條市は、年間およそ2万2千トンの柿が生産される全国有数の産地です。
市内の西吉野町にある選果場では、先月末から種のない「刀根早生」品種の出荷が始まりました。
センサーなどで選別された色や形がよい柿を、作業員たちが1つずつ丁寧に箱詰めしています。
JAならけんによりますと、春先から日照量が多かったため十分な甘味がある柿に育ちましたが、ハウスを暖める重油の値上がりなどの影響で、ハウス栽培の柿の生産量は去年より1割ほど少なくなる見込みだということです。
JAならけんハウス柿部会の山本義之部会長は、「重油の値上がりで大変でしたが、その分大切に育てた柿をみなさんに味わってほしい」と話していました。
ことしのハウス柿は9月中旬まで、関東や関西の市場を中心に全国に出荷される予定だということです。