大阪市で7月観測史上最高気温 各地引き続き熱中症に厳重警戒

近畿地方は、大阪市で7月としては観測史上最も高い38.4度を記録するなど各地で1日も猛暑が続きました。
2日も各地で猛暑日が予想され引き続き、熱中症に厳重に警戒してください。

大阪管区気象台によりますと、近畿地方は高気圧におおわれて晴れ、各地で気温が上がりました。
日中の最高気温は、▼大阪・豊中市で38.6度、▼大阪市と大阪・枚方市で38.4度、▼京都市や大阪・堺市などで38.3度、▼兵庫県西脇市で37.9度、▼奈良市で37.6度などと各地で猛烈な暑さとなりました。
大阪市は明治時代に観測を始めてから7月としては最も高い気温になっています。
2日も高気圧に覆われて晴れ、日中の最高気温は、▼京都市で38度、▼大津市で36度、▼大阪市と奈良市で35度と猛暑日が予想されているほか、▼和歌山市で34度、▼神戸市で32度と予想されています。
また大阪、兵庫、京都、奈良の4府県では2日、熱中症の危険が極めて高くなるとして、熱中症警戒アラートが発表されています。
連日の暑さで熱中症のリスクが高まり厳重な警戒が必要です。
▼外出はなるべく避け、▼こまめに水分を補給する、▼我慢せずに冷房を適切に使用する、▼屋外で会話が少ない場面などではマスクを外すなど熱中症への対策をとってください。

【京野菜農家が対策追われる】。
過去最短で梅雨が明けて連日、猛暑が続き、いまが旬の夏の京野菜の生育にも影響が出ていて、農家は対策に追われています。
京都市北区上賀茂の農家、森田晃司さんは、15アールの畑に、賀茂なすなどの京野菜を中心に5種類の夏野菜を育てています。
森田さんによりますと、▼わずか2週間と過去最も短かった梅雨が明けて雨量が少なく、▼連日猛暑が続いていることなどから、夏の京野菜の生育にも影響が出ているということです。
このうち、賀茂なすは、▼水分を保つために皮が厚くなり色味が薄くつやがなくなったり、▼本来はまるまるとした形が特徴ですが、身の太りが悪くなったりしているものが4割ほどに上っているといいます。
また、鮮やかな緑色が特徴の万願寺とうがらしは、身が茶色く日焼けしてしまっているものが6割ほどに上っているということです。
森田さんは、野菜の上に日よけのシートをかぶせたり、例年以上に水やりをしたりして対策を進めていますが、対応には限界があるといいます。
森田さんは、「人間と同じで、ここまで暑いと野菜もバテてしまう。味にはそこまで影響がないが、見た目の問題で商品価値が下がるため、収入にも影響している」と話していました。

【京野菜農家が対策追われる】。
連日の厳しい暑さで、大阪府南西部の泉州地域の特産の水なすも影響を受けているといいます。
大阪・貝塚市にある漬物の製造会社によりますと、皮が薄い泉州産の水なすは暑さでいたみやすく、先月(6月)末からつやがなかったり、いびつや小ぶりだったりするなすが増えていて、漬物の生産量が大幅に減っています。
色や形のよい泉州産の水なすを使った贈答用の漬物は、年間の売り上げのおよそ2割を占める人気の商品ですが、ことしは、生産量が例年の半分ほどに落ち込んでいるといいます。
毎年この時期は、お中元の注文で売り上げのピークを迎えますが、生産が追いつかず注文から商品が届くまで2〜3週間待ちになっているということです。
南正二社長は、「梅雨が早く明け、気温が急に上がった影響で、贈答用に使えるなすは例年の半分以下になっています。楽しみにしてくれているお客さんを待たせてしまい、もどかしいです」と話していました。