橿原 駆除された虫を供養「虫霊法要」

殺虫剤や農薬などで駆除された虫を供養する「虫霊法要」が29日、奈良県橿原市の寺で行われました。

「虫霊法要」と呼ばれる、この法要は、蚊取り線香や殺虫剤のメーカー、それに薬局などの団体が40年ほど前から橿原市の久米寺で毎年この時期に行っているものです。
寺の境内にある虫塚の前におよそ60人の参列者が集まり、虫が好む桃やメロンといった果物や、きゅうりなどの野菜が供えられました。
このあと、僧侶がお経をあげる中、参列した人たちは次々に焼香して、静かに手を合わせていました。
法要を営んだ団体によりますと、こうした法要は全国でも珍しいということで、団体の代表の堀本文男さんは、「虫の霊とともに、コロナも沈静化してほしいと願いを込めました」と話していました。