節電 省エネにつながるエアコンの使い方

節電が求められる一方、これからの季節、欠かせないのがエアコンです。
厳しい暑さが続く中、省エネへの関心が高まっています。

【省エネと携帯型人気】。
厳しい暑さが続いている影響で、大阪・ミナミの家電量販店では1〜2週間前からエアコン売り場を訪れる客が急に増えているといいます。
特にことしは、電気料金が過去5年間で最も高い水準が続く中、「省エネ」への関心が高く、エアコンに加えて室内の空気を循環させるサーキュレーターの売れ行きが好調だということです。
店の担当者によりますと、サーキュレーターをエアコンとあわせて使えば室内の床近くにある冷たい空気を循環させることができ、冷房の設定温度を低くしなくても効率よく体感温度を下げることができるということです。
この家電量販店では、40種類以上のサーキュレーターを取りそろえ、なかでも直流のモーターを使った「DCモーター型」と呼ばれる消費電力が少ないタイプの売り上げが好調だといいます。
また、3年ぶりに行動制限のない夏を迎えることもあり、手で持ったり、首から提げたりする携帯型の扇風機も人気だということです。
夫婦で買い物に訪れたという大阪市内の55歳の自営業の男性は、「急に暑くなったが、エアコンだけを使えば電気代がかかるため、いっしょに使うサーキュレーターを見に来ました。どれだけ電気代が抑えられるかを基準に商品を選んでいます」と話していました。
また、大阪市内の72歳の主婦は、「各地で梅雨が明けてびっくりして、体がついていかず大変です。これからどれだけ暑くなるのか心配です。商品を選ぶ基準は電気代や効率よく冷やせるかで、節電しながら冷やすのは難しいですが努力します」と話していました。
「エディオンなんば本店」のエアコン売り場を担当する村田浩一さんは、「例年なら梅雨に入れば暑さは一休みという感じでしたが、早い梅雨明けで本格的な暑さを心配されるお客さんで週末は混み合っています。エアコンの品薄も予想されるので、古いものは早めの対策をおすすめします」と話していました。

【エアコンの上手な使い方】。
家電量販店の店員が勧める、節電と熱中症対策を両立させるエアコンの使い方のポイントをまとめました。
▼まず、エアコンと一緒にサーキュレーターや扇風機を使うことです。
設定温度を下げなくても部屋の冷気を効率よく循環させることで、節電につながるということです。
▼次に、日中にエアコンを使う際はカーテンを閉めて日ざしをさえぎることで効果的に部屋を涼しくできるといいます。
▼そして、冷房効果を高くして電力消費を抑えるため、定期的にフィルターの汚れを取ることが大事だということです。
自動で清掃する機能のないエアコンを使っている場合、2週間に一度は掃除するよう心がけてください。
▼また、湿度が高いと熱中症の危険が高くなるため、特に子どもやお年寄りがいる家庭は湿度計を設置するなど、湿度を管理することも有効な対策だとしています。