滋賀 “女性の視点の防災” 啓発カード

集中豪雨などの災害が懸念されるこの時期、滋賀県は防災対策で抜け落ちてしまいがちな女性の視点を取り入れてもらおうと、啓発カード集を作成し、自治会の研修などに役立ててもらいたいとしています。

県が作成したのは「しが防災プラスワン〜女性の視点と多様性〜」という14枚の啓発カードです。
従来の防災対策は女性の視点が抜け落ちてしまっていることが課題だったことから、県は令和元年度から防災の専門家や地域で防災活動に取り組む女性などから意見を聞き取ってきました。
これを受けて作られた啓発カードには例えば▼過去の災害では女性や子どもが避難所で盗撮や体を触られる被害があったことから、「女性が安心できる避難所運営を考えよう」と呼びかけ運営組織に複数の女性が参加することや、異性の目が気にならない更衣室や物干し場を設置することなどが提案されています。
また、▼外国籍など日本語の理解が十分でない人のために「やさしい日本語を使って情報発信をしよう」など、多様な視点での防災対策のポイントがイラストを交えて紹介されています。
カードは県のホームページからダウンロードでき、県は「自治会の防災研修などに活用してもらい、多様な視点に気づくきっかけにしてもらいたい」としています。