大阪 高槻 戦国時代の山城「芥川城跡」 新たに国の史跡に

大阪・高槻市の三好山にある戦国時代の山城の跡、芥川城跡が新たに国の史跡に指定されることになりました。

「芥川城跡」は摂津峡を見下ろすように立つ、高槻市の三好山に築かれた山城の跡です。
芥川城は戦国時代に畿内一円を支配した、三好長慶が居城とし、その後、織田信長も入城したことでも知られています。
城跡の範囲は、南北およそ400メートル、東西およそ500メートルに及び、高槻市のこれまでの発掘調査などで、広場を備えた御殿と考えられる大規模な建物や、倉庫とみられる建物の跡が確認されたほか、敵の侵入を防ぐ堀や土塁が残されています。
また、遺構からは土師器や天目茶碗(てんもくちゃわん)なども見つかり、もてなしの場として機能していたことも明らかになっています。
国の文化審議会は、この城跡は、三好長慶の時代に政務を行う役所の役割を果たしていたことや、その後、織田信長が京の都に入る際に滞在するなど、戦国時代末期の畿内の政治や軍事の様子を知るうえで貴重な資料として評価し、国の史跡に指定するよう文部科学大臣に答申しました。
これで、大阪府内の国指定の史跡はあわせて71件となります。