関西エアポート決算 2年連続赤字 厳しい入国制限国際線低迷

関西の3空港を運営する「関西エアポート」の昨年度1年間の決算は、国内線は需要の回復が進んだものの、厳しい入国制限で国際線の低迷が続いた影響で最終的な損益は302億円の赤字となりました。
最終赤字となるのは2年連続です。

関西と大阪、それに神戸の3空港を運営する「関西エアポート」は、13日、昨年度1年間の決算を発表しました。
それによりますと、売り上げにあたる営業収益は、国内線の旅客数の回復で前の年度から16%増えて664億円となりました。
ただ、運営会社の主な収入源だった国際線については旅客数が感染拡大前と比べて99%少ない状態が続いており、営業収益は感染拡大前のおよそ30%の水準にとどまっています。
最終的な損益も、前の年度よりも40億円ほど改善したものの302億円の赤字となりました。
関西エアポートの1年間の決算が赤字となるのは、2020年度に続いて2年連続です。
関西エアポートの山谷佳之社長は「主力である国際線旅客がほとんど回復していないのが大きく響いていて、非常に厳しい決算だ。今年度に入って、水際対策が段階的に緩和されているがまだ十分ではなく、今後、さらに緩和されていくことを切に願っている」と述べ、政府によるさらなる入国制限の緩和に期待を示しました。