京都市 老朽化が進む三条大橋を改修へ デザイン案公表

京都市は、鴨川にかかる三条大橋の老朽化が進んでいることから、木製の欄干などを改修することを決め、デザイン案が公表されました。

「三条大橋」は幅16メートル、全長73メートルで、江戸時代には東京・日本橋と京都を結ぶ東海道の西の起点となるなど、交通の要衝として大勢の人たちに利用されてきました。
前回の修繕工事から半世紀近くが経ち、木製の欄干が激しく傷むなど老朽化が進んだことから、京都市は、来年度末までにおよそ4億円をかけて改修することを決め、10日に開いた検討会議で改修後のデザイン案が公表されました。
それによりますと、木製の欄干は新しいひのきに取り替える一方、豊臣秀吉が改修したと刻印されている擬宝珠(ぎぼし)と呼ばれる飾りなどはそのまま再利用します。
歩道と車道の間の防護柵は麻の葉をかたどった伝統模様を連ねた新しいデザインに変え、柱の一部は濃い赤茶色にします。
歩道は青みを含んだ灰色にし、コンクリートの表面を削って市松模様を浮かび上がらせるということです。
会議の議長をつとめる京都大学の家村浩和名誉教授は「文化や歴史を感じさせるデザインに仕上がり、早く多くの方に見ていただきたいです」と話していました。
三条大橋の改修工事は今年度から始まり、来年度末に完成する予定です。