堺の高校 ウクライナから避難してきた生徒受け入れ

ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中、大阪・堺市の私立高校がウクライナから避難してきた生徒を受け入れ、1日、歓迎式典が開かれました。

ウクライナから避難してきたのは、エミリア・ターマイエヴァさん(16)で、先月(5月)28日に来日しました。
大阪・堺市にある堺リベラル高校は、ウクライナの生徒を支援する団体を通じて、エミリアさんを受け入れることになり、1日、歓迎式典を開きました。
花束の贈呈などが行われ、一貫校の中学校の生徒が「ウクライナのことをたくさん教えてください。みんながあなたの味方です」とあいさつしました。
エミリアさんは南部のオデーサ出身で、母親と妹はルーマニアに避難し、技術者の父はウクライナに残っているということです。
以前から日本の文化やアニメが好きで、日本に行くことが夢だったということで、過酷な状況の中、家族と離れて1人で来日することを決めたということです。
ウクライナの学校で在籍している学年にあわせるため、高校3年生に編入することになり、エミリアさんはクラスメートと日本語で「よろしく」と声を掛け合って笑顔を見せていました。
今後、学校の関係者宅でホームステイしながら通学するということです。
堺リベラル高校の重山香苗校長は「学校だけでなく生活面でも幅広くエミリアさんを支援していきたい」と話しました。
エミリアさんは英語で「日本のすべてが好きなので、ここに立ててうれしいです。日本語の勉強を頑張りたい。平和になってウクライナで家族と暮らせるようになったら着物やゲームを持ち帰りたいです」と話していました。