ネットでのひぼうや中傷を防ぐ 大阪府の有識者会議初会合

インターネット上でのひぼうや中傷をなくしていこうと、大阪府は、人権問題に詳しい専門家などでつくる会議の初会合を開き、被害者支援や加害者への罰則などの具体的な方針を、年内にとりまとめることを確認しました。

インターネット上でのひぼうや中傷が問題となる中、大阪府は、行政として被害者支援に取り組むなどとした条例を先月、施行しました。
これを受けて、府は、具体的な被害者支援や加害者への罰則などの検討を進めるため、インターネットや人権問題に詳しい専門家などでつくる有識者会議を新たに設置し、25日、初会合を開きました。
会議では、昨年度、府に寄せられたネット上での人権侵害の相談件数が40件程度にとどまっていて、より相談しやすい体制を整えるべきだという指摘や、ひぼうや中傷の投稿をする人たちの特徴について、詳しく調査や分析を行ったうえで、対策を検討する必要があるといった意見が出されました。
そして、会議での検討を重ねたうえで、年内に具体的な方針を取りまとめることを確認しました。
大阪府の三ツ石浩幸人権局長は、「ネットは便利なツールだが、ひとつ間違うと凶器になる。被害者と加害者、両方への対策をしっかりとっていきたい」と話しています。