特許違反でシャープに117億円余 支払い求める

シャープは、液晶パネルなどを生産する韓国の「LGディスプレイ」と結んだ特許に関する契約について、国際的な仲裁機関から違反があったとして損害賠償など、117億円あまりを支払う内容の判断が示されたことを明らかにしました。会社では、昨年度の決算でこの金額を特別損失として計上しました。

発表によりますと、シャープは、韓国のLG電子のグループ会社で液晶パネルなどを生産する「LGディスプレイ」と、2013年、それぞれの会社の特許を互いに使えるようにする契約を結びました。しかし、LGディスプレイからこの契約に違反しているとして、シンガポールにある国際的な仲裁機関に申し立てがあり、今月16日、LGディスプレイに対して損害賠償などとして117億円あまりを支払うとする判断が出されたということです。この判断を受けて、シャープは、この金額を昨年度決算の特別損失として計上するため、最終的な利益を857億円から739億円に修正しました。シャープは、「違反した具体的な内容など、詳細については明らかにすることができず、コメントは控えたい」としています。