河内長野 ダムの底で熟成した地酒を引き上げ

河内長野市の酒蔵が、熟成させるために地元のダムの底に沈めていた地酒を24日、4か月ぶりに地上に引き上げました。

河内長野市の酒蔵が、地元の滝畑ダムを生かした特産品にしようと、5年前から毎年、行っているものです。
この酒蔵によりますと、水深およそ20メートルのダムの底は、日光が届きにくく、水温が1年を通して7度ほどで安定していて、日本酒を熟成させるのに適した環境だということです。
ダムの底にはわずかながら水の動きがあり、瓶が揺れることによって香り豊かな酒に仕上がるとされています。
この酒蔵では、滝畑ダムがことしで供用開始から40年を迎えたのに合わせ、1月から40本の地酒を底に沈めていて、24日は、酒蔵の関係者らがかごに入った酒の瓶を次々と引き上げました。
そして、瓶にひびが入っていないかを確かめて、出荷に向けた作業に当たっていました。
酒蔵の運営会社の西條陽三社長は、「ことしもよい熟成酒ができました。地元の地域資源を活用した唯一無二の方法だと思うので、香りを楽しんでもらいたいです」と話していました。
この地酒は、河内長野市のふるさと納税の返礼品として提供されるということです。