大阪 南海電鉄開業の複合施設 運営会社がホテル事業撤退へ

南海電鉄が3年前に大阪・浪速区に開業したホテルを含む複合施設について、施設の運営会社は、新型コロナの影響でホテルの採算が見込めないとして撤退することになりました。
ホテルの撤退後、施設の一部は専門学校の寮などとして再整備される予定だということです。

この施設は、南海電鉄が3年前に大阪・浪速区に開業した複合施設、「YOLO BASE」です。
地上3階建ての施設のうち、▼1階には飲食店やイベントスペースなどがあり、▼2階と3階には、76室を備えた「YOLO HOTEL MUSEUM」がオープンし、開業当初は外国人観光客などでにぎわいました。
しかし、おととし以降は、新型コロナの影響で利用者の落ち込みが続いたことから、施設の運営会社は当初の採算が見込めなくなったとして、ホテル事業から撤退する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。
施設の1階はそのまま運営されますが、ホテルが入っている2階と3階は専門学校の寮として整備されるほか、駐車場には新たに校舎も建設される予定だということです。
外国人観光客の受け入れをめぐっては、来月(6月)以降、段階的に再開することも検討されていますが、本格的な回復には時間がかかるという見方もあり、外国人観光客を取り込んできたホテルでは苦しい状況が続いています。