老人ホーム建築などの2社が脱税か

老人ホームの建築などを行う大阪・西区の2つの会社が、うそのコンサルタント費用を申告するなどして利益を少なく見せかけ、法人税など4700万円余りを脱税していたとして、大阪国税局から告発されました。

告発されたのは、いずれも大阪・西区にある不動産・建築会社の▼「ピースフリー」と▼「ムーンリバー」、それに2つの会社を実質的に経営していた下川秀樹元役員(57)です。
関係者によりますと、2つの会社は、大阪を中心に関西で高齢者向けのマンションや有料老人ホームの建築などを行っていますが、知人に紹介された会社や親族の会社に、コンサルタント料や施設の修繕費を支払ったように装って、架空の費用などを申告して、利益を少なく見せかけていたということです。
大阪国税局はこうした手口で平成29年3月までの2年間におよそ1億8600万円の所得を隠し、法人税など4700万円余りを脱税したとして、この2つの会社と下川元役員を大阪地方検察庁に告発しました。
NHKの取材に対して、▼「ムーンリバー」は「元役員はすでに経営から離れており、会社として当局の指摘に従い、修正申告した」と話し、▼「ピースフリー」はこれまでのところコメントしていません。